エピソード06 のちょうさメモです。
ストーリーのあらすじを忘れてしまった場合は、このページを読んで確認しよう。
アスポワロ警部に呼び出されてロングローラー銀行に行くと、今回の依頼人はアスポワロ警部ではなく、他に調査を依頼したい人がいるとのこと。
これは私たちレイトン探偵社も名が知られてきたということでしょうか。
事件のことは内密にと念を押され、私たちは銀行の中へ入りました。
ロングローラー銀行の総支配人、エニーシャ・マイヤーさんの話によると、銀行の金庫から1億ポンドもの大金が消えてしまったというのです。
今回の依頼人は、銀行のオーナーで7人の富豪のひとりであるザック・ライエルさんでした。
1億ポンドは一体どこに消えたのでしょう。
1億ポンドの行方を追って、調査開始です!
巨大な金庫「ハイレーン」は、ライエルさんが経営する会社の製品で「完全なる要塞」と言えるほど頑丈だそうです。
警備員さんの話では、今朝金庫の扉が開いて、支配人が倒れているのを目撃したのだとか。
金庫の中で、何が起きたのでしょうか。
金庫の中の調査を進めたところ、消えたのは現金だけで金塊や他のものには手が付けられていませんでした。
金庫は空調以外に以上はなく、銀行強盗の痕跡はありません。
私たちは金庫を出て、総支配人のマイヤーさんからも話を聞くことにしました。
支配人室では、ライエルさんとマイヤーさんが深刻な様子で話をしていました。
1億ポンドもの大金が消えたとあっては銀行の存続に関わります。
マイヤーさんの話を聞き、銀行内の調査を終えた私たちは、次は外で銀行の周辺を調べることにしました。
銀行の外を調査していると、対になっているはずの旗が片方しかないのに気がつきました。
もう片方の旗はどこに行ってしまったのでしょう。
それから、銀行の前にいた怪しい男が突然逃げ出すのを目撃しました。
彼は事件と関係があるのでしょうか。
急いで後を追いかけます!
怪しい男を追いかけてテムズ川沿いへやって来ましたが、彼はすでに別の場所へ行ってしまったようです。
男は見つかりませんでしたが、橋の上に、銀行の旗のもう片方を発見しました。
昨晩、この辺りに強い風が吹いたために飛ばされたらしいのです。
銀行前から逃げ出した怪しい男を追いかけて、ようやく見つけたのは銀行からずいぶん離れた船着場でのことでした。
この男が1億ポンドを盗み出した犯人なのでしょうか。
それを確かめるためにも、絶対に捕まえなくては!
今回の事件は強盗による盗難ではなく金庫の故障によるものでした。
ファンの不調で真空状態になった金庫を支配人が開け、空気が流れ込んだことで紙幣がファンに吸い込まれて外へとバラ撒かれてしまったのです。
しかし風の向きを計算することで、8割ほどの紙幣を回収することができました。