エピソード03 のちょうさメモです。
ストーリーのあらすじを忘れてしまった場合は、このページを読んで確認しよう。
プレミアム試写会のチケットが当たったノア君に誘われて、ハリー・ギルモント監督の新作映画「愛のサブマリンアタック」を観に行くことになりました。
私としては映画の内容より、劇場の売店でもらえるドリアンポップコーンの方ががぜん気になるところです。
初めて訪れたラビットスター劇場で、私たちは思わぬ人と出会いました。
スコットランドヤードの事件分析官、ジェラルディンさんです。
他にも「7人の富豪」と呼ばれる有名な富豪たちも招かれていました。
プレミアム試写会は、華やかなものになりそうです。
何という悲劇…!
劇場で会った富豪の皆さんにご挨拶しているうちにあんなに楽しみにしていた新作のドリアンポップコーンをもらい損ねてしまったのです。
仕方がないので試写会の会場へ向かいますが…。
私、まだポップコーンを諦めたわけじゃありませんから!
誰がこんな展開を予想したでしょう。
映画のラスト、大事なキスシーンが盗まれるという前代未聞の事件で劇場は大騒ぎです。
一体誰が犯人で、どうしてこんな事件を起こしたのか。
名探偵カトリーエイル・レイトンの活躍するときが来たようですね!
劇場経営者クラーク・ゴスペックさんに依頼され、キスシーンを盗んだ犯人を探すことになりました。
映写室にいたのは機械マニアの映写技師アモン・トレッドさんと、彼が飼っている九官鳥のプリスケさん。
ここで私はポップコーンのことを思い出し、慌てて売店に向かいました。
私が楽しみにしていたポップコーンは残念ながら売り切れでした。
売店の人によると、九官鳥のプリスケさんは、彼が差し入れたポップコーンを食べてしまったことがあるそうです。
ポップコーンは諦めて、次は編集技師ハーパー・チャンプルさんの話を聞くため劇場の外に向かいます。
編集技師ハーパーさんは、ギルモント監督の片腕と言われる人でした。
試写会直前に監督とフィルムを確認した際には何も異常がなかったそう。
しかしそのとき監督とハーパーさんはキスシーンのことで揉めたのだとか。
もう一度、監督の話を聞かなくてはいけないようですね。
ジェラルディンさんは、今回の事件をギルモント監督による自作自演と考えているようです。
完璧主義者の監督が納得できないキスシーンを自らカットしたというのが彼女の推理です。
本当にそれが真相なのか、深刻な面持ちで試写会場に行った監督とハーパーさんを追いかけることにしましょう。
誰もいない試写会場では、ギルモント監督と編集技師のハーパーさんが大ゲンカを始めていました。
監督は、キスシーンに不満を持つハーパーさんが犯人だと思っているようですが、彼にはアリバイがあるのも事実です。
果たして、キスシーンを盗んだ犯人は他の誰かなのでしょうか…?
映写室で放し飼いされていた九官鳥のプリスケさんは、映画のフィルムの上にウンチをしてしまったのでした。
機械マニアの映写技師アモンさんは、大事にしている映写機に汚れたフィルムをかけたくないばかりに一部を切り取り…それがラストのキスシーンだったのです!