エピソード12 のちょうさメモです。
ストーリーのあらすじを忘れてしまった場合は、このページを読んで確認しよう。
「富豪王アリアドネ」と名乗る者から突然舞い込んだ1通の手紙。
それは大富豪アーレンダレムの遺産を賭けたナゾトキゲームの招待状でした。
負ければ全財産を寄付するという条件ですが、7人の富豪全員が契約書にサインして参加を表明し、この奇妙なナゾトキゲームが幕を開けました。
アリアドネが7人の富豪の他、レイトン教授にも招待状を出したのはこのナゾトキゲームの見届け人としてだったのです。
父の代理として認められた私はアリアドネが用意した4つの部屋のうち、まず「赤き山の部屋」に進むことにしました。
「赤き山の部屋」にはライエルさんとスカーロイドさんがいました。
一緒にナゾを探し、私は正解したのですが、彼らは正解できませんでした。
不正解だった者は敗者となり、地下で待たねばなりません。
ふたりは肩を落としつつも、どこか諦めた様子で「敗者の道」に消えて行きました。
次の「輝く石の部屋」で会ったのは、アンドレアさんとエイザーランドさんでした。
あいにくなふたりはナゾを解くことができず全財産を失うことになってしまったのですが、なぜかさほど残念がる様子もなく「敗者の道」へ去っていきました。
これは一体どういうことでしょうか。
3つめの「希望の部屋」に進むと、フレメンス市長とゴスペックさんに出会いました。
一生懸命ナゾを探すフレメンス市長は、何か過去の出来事を悔いているようです。
ふたりはナゾに正解できず全財産を失うというのにむしろ明るい様子でその場を立ち去るのでした。
最後の「裏切りの部屋」ではガルフレッツアー夫人が必死にナゾを探していました。
やはり7人の富豪は何やら秘密を持っているようですが、教えてはもらせませんでした。
とにかく不正解だった私は、ノア君やシャーロと別れ、「敗者の道」へと進むことにしましょう。
私がわざと不正解を選んだのは、このナゾトキゲームから降りて自由にアーレンダレム城を調査するためでした。
駆けつけてくれたシャーロと一緒に「敗者の道」を調査すると、通れそうな穴を発見しました。
私たちは、アリアドネの秘密に迫ることができるでしょうか…。
穴を通って辿り着いたのは、書斎のような立派な部屋でした。
この部屋だけ中からカギがかかっていて、誰かが使っていたようです。
壁の仕掛けから発見した書類によると10年前、アーレンダレム氏と7人の富豪の間に、何らかの因縁があったことがわかりました。
次に辿り着いた部屋は、どうやら昔男の子が住んでいたようです。
名前はユリアス・アーレンダレム。
彼の机の引き出しから発見した1札の冒険小説、それは富豪王アリアドネの正体を示すものでした。
それでは、みんなにこの衝撃の事実を伝えることにしましょう…。
富豪王アリアドネの正体、それはノア君でした。
彼は亡き母との約束を果たすため、7人の富豪への復讐を企てたのです。
しかし富豪たちは鉱山を横取りしてはいませんでした。
真実と、母の気持ちを知ったノア君。
彼は罪に問われず、これからも私の助手を続けていくことになりました。