エピソード01 時計仕掛けのスウィーツのちょうさメモ
消えたビッグベンの針
看板をつけるなり、レイトン探偵社は大忙しです。
しゃべる犬のシャーロが自分の正体を調べてほしいとのこと。
それからスコットランドヤードのダージリアン・アスポワロ警部の依頼を受けてビッグベンに向かうと、時計の針が1本消えているのでした。
これは英国を揺るがす大事件です!
針が盗まれた時間
アスポワロ警部の話によると、ビッグベンの針がなくなったのは昨日の深夜11時50分から今朝6時までの間、つまり約6時間の出来事で、あいにく事件の目撃証言はないそうです。
ビッグベン周辺で操作に当たっている警部の部下に話を聞いて、私たちも調査を進めることにします。
ロンドンに現れる金属泥棒
ビッグベンの周辺では、刑事や警官が捜査を続けていました。
彼らに話を聞くと、最近ロンドンでは金属泥棒が出没しているそうです。
それから昨夜ビッグベンには誰もいなかったということもわかりました。
いよいよビッグベンの中に入って現場を調べてみましょう。
整備士のヤンチャッタ
ビッグベンの中の機械室には、大時計を動かす巨大な歯車がありました。
整備士のまるく・ヤンチャッタさんは昨夜、早く帰っちゃったそうです。
機械室の中を調べましたが泥棒が針を盗んだ痕跡は見つかりません。
地上に戻って、警部にもう一度話を聞くことにしましょう。
見つからない痕跡
アスポワロ警部も機械室を隅々まで捜査しましたが、侵入された痕跡は何も見つけられなかったそうです。
室内はもちろん、文字盤付近の付着物まで採取して、今は分析中とのこと。
私たちは一旦ビッグベンを離れ、レイトン探偵社のあるトレーヌ通りに戻ることにしました。
トレーヌ通りのレストラン
トレーヌ通りにはステキなお店が並んでいます。
まず腹ごしらえのためレストランに向かいました。
このお店では最近銀食器がなくなることが多いんだとか。
これも金属泥棒の仕業でしょうか。
お腹いっぱいになった私たちは、次にデザートを求めてお菓子屋さんに向かいました。
ヤンチャッタ菓子店
ヤンチャッタ菓子店のレジーさんは、ビッグベンの整備士マルクさんの双子の弟でした。
店内には彼の作った本物そっくりのお菓子が飾られています。
そしてお店のゴミ箱に捨てられていた紙片を集めてみると、レシピの裏にあるものが描かれていたのです。
ブティック前の水たまり
レイトン探偵社の隣のブティックに行ってみましたが、残念ながら今日はお休みでした。
お店の前に大きな水たまりがあって、深夜、通り雨が降ったそうなんです。
私は眠っていて気づきませんでしたがもしかしたら、これは大きなヒントになるかもしれません…!
雨に溶けたモナカの針
ビッグベンの針が消えたのは泥棒ではなくヤンチャッタ兄弟の仕業でした。
マルクさんがうっかり落として針が折れたので、レジーさんが作ったモナカの針にすり替えていたのです。
しかし雨が降って溶けたせいで見つかってしまいましたね。
今度は気をつけてくださいね!