エピソード09 アスポワロのロンドンの休日のちょうさメモ
アスポワロ警部の危機
今日はロンドン中の人が仕事を休むエンヤの休日です。
しかし多忙なアスポワロ警部の代わりに、奥さんの誕生日プレゼントを探してあげることになってしまいました。
外に出た私たちは、ひとりの女性に声をかけられました。
それは何と警部の奥さん、リリアさんでした。
開いていないお店
エンヤの休日だけあって、トレーヌ通りのお店はどこも閉まっています。
レストランもブティックも菓子店もお休みでした。
今日プレゼントを探すのはなかなか難しそうです。
ひとまずアスポワロ警部に報告するため、私たちはスコットランドヤードに向かいました。
アスポワロ警部へ報告
スコットランドヤードに戻っていたアスポワロ警部の話によると、事件は市民の協力で無事解決したそうです。
リリアさんへのプレゼントを探すのはなかなか難しいそうですが、何かいい方法があるかもしれません。
私はある人に相談するため、市庁舎に向かうことにしました。
バルコニーの眺め
私が相談した相手は、フレメンス市長でした。
いつも市民を喜ばせようと考えている彼女なら、いい考えがあるだろうと思ったのです。
人を喜ばせるのは贈り物でなくてもいいという話を聞き、私たちは夕焼けの美しいバルコニーを後にしました。
残された時間はあと少しです。
日暮れまであと少し
リリアさんが言ったタイムリミットは日暮れまでに誕生日のお祝いを何とかすることですが、日暮れまではあとわずか。
アスポワロ警部はあきらめて、帰路についてしまいました。
私たちも仕方なく、レイトン探偵社に帰るためトレーヌ通りに戻ることにしました。
何より大事なもの
レイトン探偵社へと向かう途中、グレッセンヘラーカレッジのデルモナ学長に会いました。
デルモナ学長は、贈り物に大事なのは感謝やお祝いの気持ちを伝えることだと言うのです。
とても大事な話を聞き、何かひらめきそうな気配がするのですが…。
エンヤの休日の夜
トレーヌ通りに戻ってみると、辺りには人通りがありませんでした。
なんでもエンヤの休日は、仕事を休むだけでなく、夜には家に帰るというしきたりがあるそうなのです。
どうやらこのおかげで、リリアさんに誕生日の素敵なプレゼントを送ることができそうです!
浮かび上がったメッセージ
私たちは町のみんなに手紙を出し、家の明かりを灯してもらうことで夜の町にお祝いのメッセージを浮かび上がらせました。
これはアスポワロ警部の日頃の働きにみんなが感謝しているからこそ、協力してもらえたのです。
警部と素敵な時間を過ごせて、リリアさんも喜んでくれたようですね。